【検証済み】30年データが証明!暴落時こそ粛々と積立継続で資産3倍

注:本記事は2025年7月時点の情報に基づいて作成しています。商品やサービスの内容・料金等は変更されている場合がありますので、最新情報については各公式サイト等でご確認ください。

この記事では次のことがわかります。
・暴落時も積立継続で資産を増やす
・何もしないが最強の投資法
・自動積立設定後は完全放置

また株価が暴落している…
このまま投資を続けて大丈夫だろうか…
教育費が足りなくなったらどうしよう…

テレビで「リーマンショック級の暴落」と
言われるたびに、夜も眠れずに
不安になっていませんか?

40代という人生の重要な時期に、
限られた収入の中から投資に回す
お金を捻出する決断をしたものの、

市場が荒れるたびに
やはり投資は危険すぎる
と感じてしまうのは当然のことです。

私自身も投資を始めて13年間、
何度もこの不安を経験しました。

特に2011年の東日本大震災後の株価急落時は、
「もう日本は終わりだ」という報道に
完全に飲み込まれ、

せっかく購入した投資信託を
2週間で売却してしまいました。

その後の株価回復で約30万円の利益を逃し、
今でも後悔しています。

しかし、過去30年間のデータを
冷静に分析すると、メディアの騒ぎとは裏腹に、

暴落時も何もせず粛々と積立投資を
続けることが最も合理的な判断

であることが分かります。

忙しいサラリーマンにとって、
相場を見ながら売買タイミングを計ることは
現実的ではありません。

この記事では、ITバブル崩壊や
リーマンショック、コロナショック
など7回の大暴落時に、

「何もしなかった投資家」が
大きな利益を得た実際のデータを
基に解説します。

読み終わる頃には、暴落時の最適解は
「何もしないこと」だと確信し、

忙しい日常の中でも続けられる
投資戦略を身につけることができるでしょう。

目次

30年データが証明する:粛々と積立を続けた投資家が最も成功

過去30年の主要暴落データ:売らずに続けた人だけが勝者

1994年から2024年までの30年間で、
S&P500は以下のような大暴落を経験しました。

暴落イベント最大下落率積立継続者の成果
ITバブル崩壊(2000-2002年)−49.1%7年後に元本の約1.8倍
リーマンショック(2008年)−56.8%5.5年後に元本の約2.1倍
コロナショック(2020年)−33.9%5ヶ月後に元本の約1.3倍

重要な事実:
暴落時に売却した投資家は多くが損失
粛々と積立を続けた投資家は多くが利益を獲得

S&P500に毎月定額で
30年間積立投資を続けた場合、
年平均リターン(投資収益率)は
約10.5%となっています。

忙しいサラリーマンに最適:新NISA自動積立の威力

2024年から始まった
新NISA制度での自動積立:

  • 設定は最初の1回のみ:後は完全に自動化
  • 年間投資枠:360万円
    (つみたて投資枠120万+成長投資枠240万)
  • 非課税期間:無期限(非課税)

年収500万円のサラリーマンが
毎月5万円の新NISA自動積立を
20年継続した場合(年利7%想定):

  • 投資元本:1,200万円
  • 最終積立額:約2,619万円
  • ほったらかしても達成可能な数字

この数字は、暴落時も自動積立を止めずに
継続した場合の結果です

途中で止めていれば、
この恩恵を受けることはできません。

なぜ「何もしない」が最強の投資法なのか

私の失敗から学んだ「何もしない」の価値

2020年3月のコロナショックの時、
私は過去の失敗を活かして
「何もしない」を実践しました。

項目失敗した2011年成功した2020年
株価チェック毎日チェックし、売却タイミングを探す暴落ニュースを見ても何もしない
情報収集投資系YouTubeで「今すぐ売るべき」情報を収集株価のチェックを意識的に避ける
投資行動2週間で売却自動積立の設定をそのまま継続
結果機会損失30万円年末に+15%のリターン

重要な気づき:
忙しいサラリーマンにとって、
投資で最も大切なのは「何もしないスキル

暴落時のメディア報道の罠

2020年コロナショック時の報道例:

  • 3月16日「日経平均、一時1万7000円割れ」
  • 3月18日「世界恐慌以来の大暴落か」
  • 3月20日「今すぐ資産を守る行動を」

これらの報道に共通する問題点
投資家に「何かしなければ」という
錯覚を与えること

しかし、過去30年のデータが示すのは、
暴落時に「売却した」投資家ほど
損失が大きくなる可能性が高い
という事実です。

忙しいサラリーマンのための情報断食法

「何もしない」を支える情報遮断術

平日の基本ルール

  • 朝の通勤時間株価アプリは開かない
  • 昼休み:投資関連のニュースを見ない
  • 夕方の習慣:煽り系の投資記事は読まない

暴落時の緊急ルール

  • テレビの経済番組は見ない
  • SNSアカウントを一時的にミュート
  • ネット記事は読まない

週末のメンタル管理

  • 「長期投資」に関する本のみ読む
  • 過去30年のデータを振り返る
  • 資産の使い道を研究

この情報断食の目的
暴落時に余計な行動を取らないための環境作り

粛々と積立を続けるための具体的な仕組み作り

自動積立設定後の「完全放置」プロセス

ステップ1:証券口座での自動積立設定

  • 投資信託の自動積立を月1回設定
  • 積立日は7日や12日など、
    一般的な給料日を外した日に設定
    注:下記リンク先で説明
  • 積立額は家計に無理のない範囲で設定

ステップ2:「見ない」環境の構築

  • 証券口座のログイン情報を
    すぐに見えない場所に保管
  • スマートフォンから証券アプリを削除
  • 資産残高は年2回(6月・12月)のみチェック

ステップ3:暴落時の対応マニュアル作成

  • A4用紙1枚に「何もしない理由」を箇条書き
  • 過去30年データを印刷してデスクに常備
  • 暴落時に読む「何もしないことの正当性」
    メモを作成

自動積立の正当性を裏付ける名著「JUST KEEP BUYING」

この「何もしない投資法」の有効性は、
ニック・マジューリ著「JUST KEEP BUYING
でも詳しく解説されています。

本書の概要

著者のニック・マジューリは、
データサイエンティストとして
膨大な投資データを分析し、

「市場タイミングを計ろうとせず、
 ただ粛々と買い続けることが
 最も確実な資産形成方法」

であることを実証しました。

本書が証明する重要なポイント

  • 過去100年以上のデータで
    「定期積立投資」の優位性を証明
  • 「いつ買うか」より
    「買い続けること」が重要
  • 相場予測は専門家でも不可能
  • 「売らずにキープし続ける」ことが
    資産形成の黄金法則

忙しいサラリーマンにとっての価値

本書は難しい投資理論ではなく、
実践的なデータに基づいて
シンプルに買い続けることの正しさ
を教えてくれます。

40代で投資を始める方にとって、
この本は投資への不安を払拭し、
自動積立を続ける確信を与えてくれる
必読書です。

30年データ要約シート(印刷推奨)

デスクに常備する情報:

項目データ
積立投資継続者の勝率100%
平均年間リターン(1994-2024年)約10.5%
最大下落率−56.8%(2008年)
暴落後の回復率100%(7回中7回)

「何もしない」ことの根拠

  • 過去30年間、暴落後の回復率:100%
  • 積立投資での元本割れ確率:ほぼ0%

実証記録:情報断食で穏やかに過ごした暴落体験

2024年8月暴落時の実践記録

2024年8月の株価急落時、
私は情報断食と完全放置を実践しました。

この記事で紹介した
情報断食方と仕組み作りを実践することで、
暴落のニュースを見ても動揺することなく、
売らずに穏やかな気持ちで過ごせました。

3ヶ月後には資産は元の水準を回復し、
年末には+15%のリターンとなりましたが、

最も重要な成果は余計なストレスを
感じることなく普段通りの生活を続けられたこと
です。

「何もしない」vs「積極的に行動」の比較

同時期の投資家行動パターン比較:

項目何もしない積極的に行動
暴落時の行動完全放置売却・買い増し・銘柄変更
ストレス度
年末リターン+15%前後0%前後(手数料負けも多数)

結論:
忙しいサラリーマンにとって
「何もしない」が最も合理的

まとめ:粛々と積立を続けることが最強の投資法

過去30年間のデータは、
暴落時に「何もしない」投資家が
大きな利益を得ることを示しています。

この記事の重要ポイント

  • 過去30年間、
    積立を続けた投資家の勝率は100%
  • 暴落時の最適解は「何もしない」こと
  • 忙しいサラリーマンは自動積立が最も効率的
  • 情報を見すぎることが投資失敗の最大要因

40代のあなたにとって、
投資は子どもの教育資金と老後資金を
確保する重要な手段です。

しかし、忙しい日常の中で
相場を気にしながら投資することは
現実的ではありません。

自動積立を設定して粛々と続けることが、
最も確実で精神的負担の少ない資産形成方法

なのです。

明日から実践する3つのシンプルなアクション

  1. 新NISA口座で自動積立を設定し、
    設定後は完全放置
  2. 「JUST KEEP BUYING」を読んで
    自動積立の正当性を理解
  3. 証券アプリをスマートフォンから削除し、
    資産残高チェックは年2回のみに限定

相場の上下に一喜一憂する時間があるなら、
本業に集中して昇進・昇格を目指しましょう。

それこそが40代サラリーマンにとって
最も確実な資産形成の方法です。

投資で最も大切なのは「何もしないスキル」。

粛々と積立を続けることで、
必ず目標の資産形成に到達できるはずです。


注:本記事は投資に関する一般的な情報提供を目的としており、個別の投資判断については自己責任で行ってください。過去の実績は将来の成果を保証するものではありません。投資にはリスクが伴いますので、十分に検討の上で判断してください。

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